2019.02.08
床下エアコン・・・空気の流れを読む
先日床下エアコンを設置したお客様から、「床下エアコンの効きが悪い」とのご連絡があり、点検と合わせて原因調査に行ってきました。
完成時に様々な検査をしたつもりですが、もう一度チェックに床下へ
うん、やっぱり問題なし。
循環を助ける為のサーキュレーターを設置しているのですが、それの稼働も問題なし
ただ・・・
確かに、問題の和室下はやはり少し寒い。
他は熱いくらいに暖かいのになんで???
答えはまさに便秘・・・いやいや、袋小路になっていて抜け道が無かったんですね。
正確に言いますとガラリの数が少なかった(面積が少ない)ので、エアコンより一番遠い位置にある家の一番奥になる和室下は、暖気はこちらに来ようとするものの、床下に溜まった冷気の出口が無いもんですから、ずーっと暖気に押し込まれた状態の空気の交通渋滞がおこっていて、暖かい空気が出なかった訳です。
床下エアコンを採用する上で様々な所で勉強させて頂き、これで完璧!という方式でやってみたのですが、想定外の問題がおこりますね
お施主様にはご了承頂きまして、ガラリの数を増やさせて頂きました。
昨日までは暖かかったので確認できなかったのですが、最強寒波が来る今週の3連休に一度確認に行ってまいりたいと思います。
こちらはマルトの家づくりについての考え方です
夏涼しく、冬暖かい快適な家
こちらの家は2017年秋に完成したのですが、それからお庭を作らせてもらいました。
小上がりでくつろぐ家
ちょっといい感じになってきましたね。