キッチンレイアウト 実例集
間取りを考えるにあたってキッチンのレイアウトは悩ましいところですね
この記事では実例写真をもとにいろんなレイアウトを紹介したいと思います
各実例写真のキャプションには施工例のページへのリンクを貼りました
各レイアウトについて、メリットデメリットも紹介しているので参考にしてください
ちなみに、上の写真のキッチンのレイアウトは、手前にダイニングがあり、キッチン、パントリーと奥へつながっています
生活感の出る家電や冷蔵庫はパントリーの中に入れるようになっています
敢えて言うなら半クローズ型です
![](/wp-content/uploads/2023/08/ea9501f6724dbaa2a0402eed400667ca-e1691384341760.jpg)
1・キッチンレイアウト オープンキッチン
![](/wp-content/uploads/2022/01/3Y1A0984-1024x683.jpg)
造作で造ったキッチンです
左側奥のパントリーに冷蔵庫や家電が入ります
右側は通路も兼ねていて、洗面台、脱衣室とつながります
![](/wp-content/uploads/2023/08/3Y1A7035-1024x683.jpg)
オールステンレスの既製品のキッチンです
床をモルタル仕上げにすることで、空間を仕切りました
キッチン左側にパントリーがあり、白く出っ張った壁の向こうに冷蔵庫や洗濯機があります
オープンキッチンのメリット
何と言っても面積を小さく抑えられるところです
最近の建築費の高騰を考えると、面積を抑えられるというのはなかなかのメリットではないでしょうか
大勢の人数でも動きやすいので、お友達やご家族で料理するのにも向いています
オープンキッチンのデメリット
ダイニングや間取りによってはリビングからも丸見えになります
出来ればパントリーなどを併設して、家電や雑多な物は隠せるとスッキリします
気の張る来客が多いご家庭は、常にきれいな状態を保つことが大変かもしれません
2・キッチンレイアウト 対面型(手元を隠す)
対面型とは文字通り、キッチンを挟んで顔を見合わせることが出来るキッチンです
キッチンの向こう側に立ち上がりを作って、見られたくない手元を隠しつつ対面できるタイプを紹介します
2-1・セパレート型キッチン
![](/wp-content/uploads/2023/02/3Y1A0355-1-1024x683.jpg)
![](/wp-content/uploads/2023/02/3Y1A0326-1024x683.jpg)
間取りの関係でキッチンすべてを対面に出来ない場合は、こちらのように二つに分けてしまうのもアリです
コンロ部分をダイニングから離せるので、油跳ねなどが気にならないというメリットもあります
2-2・I型キッチン 座れるカウンター付き
![](/wp-content/uploads/2021/07/8b61569f28185fa9ca9ac2098eed3d31-683x1024.jpg)
![](/wp-content/uploads/2021/07/3Y1A7560-2-1-683x1024.jpg)
対面にした部分にカウンターを作りました
朝食などさっと済ませたい食事をとったり、子供の宿題を見ながら家事が出来たりと、使い勝手が良さそうです
2-3・I型キッチン 収納付き
![](/wp-content/uploads/2014/12/EK0A0139-853x1280-1-682x1024.jpg)
こちらのキッチンはカウンター下にオープン収納を造りました(棚板が入る前です)
奥行きはごく浅くても、テッシュのケースやよく使う文具類、などなど細かいものが収納できるのでテーブルまわりが散らかりません
対面型(手元を隠す)キッチンのメリット
対面の良さは家族とのコミュニケーションがとりやすいところですね
手元を隠すようにカウンターを立ち上げているので、散らかっている部分は見えないのも大きなメリットです
対面型(手元を隠す)キッチンのデメリット
キッチンを囲むことが出来ない、通路幅をそれほど取らない、といった理由で大勢で使うには使いにくいかもしれません
3・キッチンレイアウト 対面オープン型
ペニンシュラ型キッチン
![](http://xs849039.xsrv.jp/wp-content/uploads/2023/10/19930e66c0506580fa7eb3f4922ea607-1024x684.jpg)
まず、ペニンシュラ型とはキッチンの片側が壁についているものを言います
半島型のことです
こちらのキッチンでは後ろのパントリーに引き戸を付けて、見せたくないときは家電ごと隠してしまうようにしました
アイランド型キッチン
![](/wp-content/uploads/2022/01/3U1A8624.jpg)
ペニンシュラ型に対してアイランド型とは、キッチンがどこの壁にもついていない状態の形です
こちらのキッチンは造作で造りました
ダイニング側に天板を伸ばし、ハイチェアで座って使えるようにしてあります
対面オープン型のメリット
ダイニングと一体化してかっこいいところでしょうか
天板の奥行があるので、広く使えて作業がしやすいところも魅力です
キッチンを囲むように人が立てるので、大勢で使うのにも向いています
対面オープン型のデメリット
キッチンが丸見えになるのでオープンキッチンと同様、パントリーなどを利用してスッキリさせたいところです
また、コンロまわりにキッチンパネルなどの壁がないため、油跳ねなどの掃除が大変かもしれません
かっこよさに惹かれて選びがちですが、散らかっていても平気な方か、常に片付けられる方でないと「こんなはずじゃなかった」と後悔するかもしれません
4・キッチンレイアウト クローズド型
オープンなキッチンに対して、キッチンごと隠すタイプのレイアウトです
大抵はキッチンの前が壁になっています
![](/wp-content/uploads/2023/08/3Y1A2743-683x1024.jpg)
![](/wp-content/uploads/2023/05/3Y1A2726-1024x683.jpg)
こちらのキッチンはダイニングと横並びのレイアウトですが、壁を作ることで見えにくくしています
壁の向こう側は玄関からの通路になります
背面の収納はキッチンからダイニングまで連続して造り、タイルを貼ることで意匠性を持たせました
![](/wp-content/uploads/2018/03/3Y1A3412-1024x683.jpg)
こちらのキッチンはダイニング奥のレイアウトになります
目の前にピクチャーウインドウを作って、目で楽しめるキッチンにしました
![](/wp-content/uploads/2018/09/3Y1A2339-1024x683.jpg)
こちらのキッチンはクローズド型の中では比較的オープンな作りになっています
こちらのキッチンの前壁の向こう側は、玄関、WICなどに通じる廊下です
写真では丸テーブルですが、実際にはキッチンと並べて四角いテーブルを使っていらっしゃいます
クローズド型キッチンのメリット
リビングから見えないレイアウトなので、来客時などにも気にすることがありません
独立したスペースなので料理に集中できます
お料理好きの方にはうれしいキッチンかもしれません
キッチンが見えないので、お値打ち価格のキッチンでも問題なし?
クローズド型キッチンのデメリット
ダイニングにいる人とのコミュニケーションがとりづらいこと
独立させる分、やや面積が大きくなってしまう、ことでしょうか
キッチンレイアウト まとめ
![](/wp-content/uploads/2022/01/3Y1A0988-1024x683.jpg)
ま と め
ここまでいろんなキッチンのレイアウトをご覧いただきました
ご自分のイメージに合った、キッチンはあったでしょうか?
キッチンのレイアウトはただそれだけ単独で決まっていくことはなく、全体のプランの中で決まっていくものです
キッチンのレイアウトありきで進めてしまうと、他の部分に良くない影響が出ることがあるかもしれません
その点では造作キッチンは既製品に比べ柔軟な対応が可能かもしれません
キッチンでどんな風に過ごしたいのか、想像しながら決めていってくださいね
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![](/wp-content/uploads/2023/08/51cd2f6d2f3e0107ab55879027baa86c-1024x576.jpg)
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日時:7月27日(土)28日(日) 10時~17時
場所:滋賀県栗東市
![](http://www.maruto-s.com/wp-content/uploads/2024/07/39ffbc9f2b2297168e9a09ff63f6fec6-841x1024.jpg)
利便性も考えて選んだ街中の土地
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そんな暮らし心地の良い家をご覧ください
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● 1階は玄関からぐるっと一周できる回遊動線
● 吹き抜けに面した大きな壁には細いラインの桧の板貼り
● キッチン、ソファをはじめ、この家に合わせた造作家具たち
● 家族の気配を感じつつ一人になれる吹き抜けカウンター
● 抜けや繋がりで広さを感じる空間づくり
![](http://www.maruto-s.com/wp-content/uploads/2024/07/5043de34de24aab6eb6ff3dbb06c08dd.jpg)
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