杉の無塗装外壁
景色が見えるダイニングの窓
  • 長期優良住宅
  • 耐震等級3
  • c値0.42
  • HEAT20G1
  • 断熱等級6
  • ua値0.41

大きな造作テーブルが家族の真ん中にある家

コンパクトで居心地の良い家が作りたいと、家づくりがスタートしました。大きなテーブルを中心に家族がいろいろな場面を過ごせる、つながる家になりました。

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1階の間取りを食卓のあるダイニング、ソファのあるリビングと分けるのではなく、大きな造作テーブルを中心にキッチンもリビングもあるような間取りです。食事をとるお父さんも、仕事をするお母さんも、お絵かきする子供たちも同じテーブルを囲む、そんな暮らしを想像しました。大きなテーブルは無垢の1枚板で作られ(接ぎ材)、そこにあるだけでどっしりとした存在感と本物が持つ安心感があります。このテーブルも家と同じように歳を取り変化していく様が楽しみです。
決して大きな家ではありませんが、窓から見える景色が目に優しく、オープンキッチンのタイルが懐かしい、心が温まるような家になりました

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明るい木の色をしたこの外壁は杉の無塗装の板を貼りました。押え縁がタテ貼りの良いアクセントになっています。この色合いも数年後にはグレーっぽい木の色に変化していきます。色は変化しますが外壁として必要な性能には劣化はありません。木の色の経年変化がお好きな方におススメしたい素材です。

片側4脚椅子が置ける、大きなサイズのダイニングテーブルです。この大きさがあるからこそ、各人がテーブルまわりで思い思いに過ごしていても違和感が生まれません。キッチンをオープンに配置したことで全体の大きさにゆとりが生まれました。

キッチンから並びでカウンターを造りました。高さを揃えることで作業台として使いやすく、オープン収納の部分には市販のかごなどを使い、パントリーとして収納できます。レトロなタイルと相まって、少々雑多な雰囲気になっても良く似合いそうなキッチンです。

こだわりポイント

リビングダイニングの壁に沿って造作収納を造りました。キッチン側から扉付き、オープンと片付けるものによって使い分けます。カウンターの上ちょうどから大きく窓を取り、窓の向こうはのどかな山並みが望めるという気持ちの良い場所になりました。

キッチンはあえて壁付けにすることでダイニングスペースを広くとりました。大きめの白いタイルがレトロな雰囲気で、既製品のキッチンでありながらも佇まいの美しい魅せるキッチンとなりました。限られたスペースを活かすのに壁付けキッチンは良い方法です。

洗面室、脱衣室と洗濯室を分けました。洗濯室は窓越しに陽射しが良く入る場所に設置し、スロップシンクを設けています。洗面室は玄関入ってすぐの場所に、脱衣室は洗濯室の隣に畳1枚分ほどの小さなスペースを使っています。

玄関先の軒を大きくし自転車等を雨に濡れずに置けるようにしました。設計の段階からこのように用意しておくと、外観が乱れることなく毎日の暮らしが快適に送れます。

仕様

屋根 ガルバリウム
外壁 無塗装杉板
天井 杉板張り 他 
壁  ゆふ珪藻土 他
床  杉 他 

ギャラリー

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