天竜焼杉を使ったコンパクトな平屋
  • 耐震等級3
  • c値0.98
  • HEAT20G1(5地域)
  • 断熱等級6
  • ua値0.39

それぞれの時間を大切にする終の棲家

80台のご夫婦が暮らされる平屋の家になります。道路拡張後で土地は小さくなりますが住み慣れた場所を離れたくないと、同じ地で暮らすことを選ばれました。

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少しでも長く自立してお元気に暮らせるよう、またいずれ第3者の手を借りる暮らしになっても困らないような間取りにしました。具体的にはユニバーサルデザインにすること、介助者が入っても狭くないようにトイレや洗面所の面積を大きめにとること、部屋から直接外部に出入り出来るようにすることなどが挙げられます。でも、夫婦で暮らすご自宅ですから施設のような雰囲気にはならないよう、マルトらしい木をふんだんに使った家になりました。
他にも、素材は長持ちする物を使い、断熱や気密も高性能な家は、終の棲家としての役目を終えれば誰かに引き継げる家になります。使い捨てではない家にしたからこそ、安心して暮らせる終の棲家と言えます。

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外壁は天竜焼杉、屋根は陶器瓦と耐久性の高いもので造っています。暮らし始めて15年や20年でメンテナンスが必要になる素材ではないので、安心して暮らして頂けます。

LDKを中心にご夫婦の各個室やお風呂などの水まわりが配置されています。コンパクトな家だからこそ、どこにいてもお互いの気配を感じられる距離感で暮らせます。

夫の個室です。オープンタイプのクローゼットに、市販の収納用品を組み込めるカウンターを作っています。掃き出しの窓はいずれ入浴サービスなどをご自宅で受ける場合に備えました。

こだわりポイント

玄関に設置した手すりは樹脂製ではなく、木の家に合う木製手すりにしました。特に縦手すりはナグリ加工が施され凹凸が手に馴染み、握りやすいものです。

リビングにある仏間も扉を閉めてしまうとスッキリと壁の状態になります。

家電置場として、また配膳台として使う造作収納カウンターはLD側から見えないように目隠しを立ち上げました。ストライプ状に加工された羽目板がアクセントになっています。

仕様

屋根 陶器瓦
外壁 天竜焼杉板
天井 杉羽目板 和紙 他 
壁  ゆふ珪藻土 和紙 他
床  桧 他

ギャラリー

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